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腎臓内科

日本腎臓学会腎臓専門医・指導医が、腎疾患の初期段階から重度の疾患まで、検査から診断、治療まで行っています。

近年、注目されている慢性腎臓病(chronic kidney disease:CKD)の患者さまは日本では1,330万人と推定され、成人の8人に1人が慢性腎臓病という21世紀に出現した新たな国民病です。
慢性腎臓病(CKD)は、早期から治療をすることで回復し、透析を回避できます。しかし腎臓は一度悪くなってしまうと、自然に治ることはありません。
生活習慣病の改善など何もしないでおくと、透析療法や腎臓移植を行わなければいけなくなる可能性があります。

地域のかかりつけ医の先生と連携し、腎炎、ネフローゼ症候群、急性腎不全は、腎生検を行い治療を行っていきます。必要に応じてCKD教育入院、腎代替療法選択外来も実施いたします。

対象とする主な疾患

糸球体腎炎急性糸球体腎炎、IgA腎症 など
ネフローゼ症候群微小変化型ネフローゼ症候群、巣状糸球体硬化症、膜性腎症 など
代謝疾患による腎障害糖尿病性腎症、アミロイドーシス、痛風腎
先天性腎疾患多発性のう胞腎 など
膠原病・血管炎による腎障害ループス腎炎、シェーグレン症候群、ANCA関連血管炎、紫斑病性腎炎 など
高血圧による腎障害悪性腎硬化症、良性腎硬化症
水・電解質代謝疾患低ナトリウム血症、低カリウム血症、高カルシウム血症、低尿酸血症 など
血液透析導入
維持透析合併症肺炎などの感染症、脳血管障害、消化管出血、慢性心不全、透析アミロイドーシス、骨・関節疾患、エリスロポエチン抵抗性貧血 など

主な検査・治療

  • 尿蛋白陽性、尿潜血陽性の精査 →腎生検や、ネフローゼ症候群治療など
  • CKD(GFR<60)の診療
    →薬剤調整や、SGLT2阻害薬の導入、HIF-PH阻害薬の導入など
    →必要に応じ、CKD教育入院
  • 腎代替療法選択外来の実施
腎臓内科

その他の診療について

シャント手術・シャントトラブル

当院では血液透析を受けられる患者さまに対し、自己血管内シャント(Arteriovenous fistula:AVF)手術を行っております。
シャントとは、血液透析を行う際、血液量を確保するために、動脈と静脈を直接つなぎ合わせた血管のことをいいます。シャントを作ることによって、静脈に充分な血液が流れ、その静脈に穿刺して血液透析が行えるようになります。
また、シャント狭窄、閉塞、血管瘤、静脈高血圧、スチール症候群、感染などのシャントトラブルにも対応しております。普段と違う感覚やちょっとした違和感があった場合には、すぐにご相談ください。

腹膜透析

日本では血液透析を提供する施設が充実している一方で、腹膜透析を提供できる医療機関が限られているのが現状です。
当院は、腹膜透析を実施できる医療機関です。
腹膜透析の際は、透析用のカテーテルをお腹の中に留置する手術が必要ですが、自己管理がしっかりできるようになれば、通院回数が少なく、社会復帰も比較的容易です。腹膜透析に関して気になることがあればご相談ください。

フットケア(足病変)

糖尿病の患者さまに起こりやすい足の潰瘍(かいよう)や壊疽(えそ)など、専門病院が少ない足病変にも対応します。
糖尿病による足病変の主な原因は、糖尿病神経障害、血流障害、免疫力の低下による感染の3つです。重大な病変に進行してしまう前に早期発見、早期治療が重要です。

血液浄化センター

主に合併症での入院に対応した血液透析を行っています。手術や検査、または救急での入院受け入れも実施しています。

血液浄化センター

休診代診

現在、予定されている休診はありません。

担当医表

腎臓内科

急遽、担当医が変わる場合がございますのでご了承ください。

女性医師
午前

安田 考志

〈腎臓内科〉

診療なし

久保 信也

(腎臓・バスキュラーアクセス)

診療なし

診療なし

診療なし

午後

診療なし

手術

手術

診療なし

診療なし

診療なし

午前午後

安田 考志

〈腎臓内科〉

診療なし

午前午後

診療なし

手術

午前午後

診療なし

診療なし

午前午後

診療なし

診療なし

午前午後

診療なし

診療なし

当院は 神戸市の2次救急輪番病院 に参画しています。 救急患者様は日曜・祝日も24時間受け付けております。

24時間365日 地域救急医療の中核病院として、緊急な治療が必要な患者さまに対応するための受け入れ体制を構築しています。

夜間・休日の救急外来

夜間・休日診療のご案内

副院長、地域医療総合支援センター長、総合診療科 部長
安田 考志 (Takashi Yasuda)

救急総合診療科 / 救急センター、総合診療科

専門・得意分野 内科全般、泌尿器科一般手技、腎生検、シャント造設、腹膜透析カテーテル留置、アフェレシス全般、集中治療における急性血液浄化、人工呼吸管理、フットケア・フットウェアおよび足病関連外来
略歴 平成12年 高知大学 医学部医学科 卒業
平成12年 京都府立医科大学附属病院 泌尿器科 研修医
平成13年 社会医療法人同心会 古賀総合病院 泌尿器科 研修医
資格・免許 医学博士
日本泌尿器科学会専門医・指導医
日本腎臓学会専門医・指導医
日本透析医学会専門医・指導医
日本アフェレシス学会認定血漿交換療法専門医
日本病院総合診療医学会認定医
日本集中治療医学会ICD

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