認知症予備軍と言われる軽度認知障害(MCI)の人は認知症の人と同数程度いると言われています。
MCIの段階で適切な予防や治療を行えば、認知症の発症を防ぐことや遅らせることができることが最近の研究で明らかになっています。
MCIスクリーニング検査は、アルツハイマー病の前段階である軽度認知障害のリスクを判定する血液検査です。
大切なのは発症後の治療ではなく、発症前の予防です。
認知症は、なるべく事前に予防しましょう。
予防のためにも「MCIスクリーニング検査」をおすすめします。
MCIスクリーニング検査は、アルツハイマー病の前段階である軽度認知障害のリスクを判定する血液検査です。
アルツハイマー型認知症はアミロイドベータペプチドという老廃物が脳に蓄積し、神経細胞を破壊することで発症します。この検査では、アミロイドベータペプチドの排除や毒性を弱める機能を持つ血液中の3つのタンパク質の量を調べることでMCIのリスクを判定します。
20,350円
神戸百年記念病院には認知症疾患医療センターがございます。認知症疾患の専門チームがご相談から受診診察まで対応いたします。
認知症についても「早期受診」「早期診断」「早期治療」は重要です。
治る病気や一時的な症状の場合があります。また、脳外科的な処置で劇的に良くなることもあります。