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Essay - リレーエッセイ

「生きる」

 

                     人工肛門を造設された女性が、術後涙を流される日々。人工肛門というイメージが「最悪」ではなく「最善」と捉えてもらえる関わりを考えました。主治医が、数ある治療法の中から、「一番良い治療方法」と考え手術されたことを説明しました。退院前のセルフケア指導時に、「あの時、最善と言ってもらえ、私は生きよう。頑張ろうと思うことができました。」と話してくれました。看護師として、医師の治療効果を最大限発揮できる環境づくりが重要であり、スタッフ達へ「生きる」を引き出す看護を意識して指導しています。

訪問看護室 看護師長 日高 安澄