私は、「生きる」とは「学び」だと考える。
人が生きて行く事は、簡単な事ではない。衣食住が必要なのはもちろんだが、生きていく中で、沢山の喜び、怒り、悲しみ、苦しみがあり、それらを乗り越えながら人は生きる。
そして、その中で、上手くいく方法、悲しみに勝つ方法、他者との関係の作り方、様々な事を学んでいく。
人は、生まれた瞬間から全てを知っているわけではなく、生きる中での様々な経験を得て、大人になっていく。
だから、私は、「生きる」とは「学び」なのではないかと考える。
7階病棟看護師長 兼 看護部教育担当師長
小野 千春