私が看護していくうえで基本となる、そして大切なことは、患者さんのニーズを充足することだと考えています。急性期看護では、治療に関する診療の補助が占める割合は大きいです。このような治療も回復には必要ですが、それと同様にニーズを満たすという看護もとても重要です。人は生きていくうえで土台となっているのは、基本的ニーズであり、このニーズが満たされていなければ、患者さんが回復しようとする身体の反応を妨げてしまうからです。私は、患者のニーズを充足できる看護が提供されるように、日々取り組んでいこうと思います。
5階病棟 看護師長 西谷由香子