入職した理由と、実際に働いてみた印象は？

新卒で入職した後、出産育児で一度退職をしたのですが、仲が良かった先輩から「戻ってきたら」と誘われて再就職しました。戻ってきてからは整形外科病棟で働いていて、その後に地域医療総合支援センターの地域連携室に配属となり、現在は訪問看護室で働いています。若いころから訪問看護で働きたい気持ちがあり、今ではその夢が叶いました。

仕事のやりがい

看護師としてその人の生活の場に入り、さまざまな経験をさせてもらっています。訪問に出てみると、病院との時間の流れや患者さんの顔がまったく違うことはすごく新鮮でした。終末期では患者さんが穏やかに亡くなっていく経過を支援させてもらえるので、人間の生き死に対して自然な形で寄り添えるのは、ありがたいことだと思っています。

キャリアアップ

私の場合は、3人の出産や育児で5年ちかくブランクがありました。そのなかでも、復帰後はまず知っている人がいる病棟からスタートし、少しずつ現場に慣れていくことができました。現在は昔から興味があった訪問看護師として働けていて、とても満足感あるなかで働けています。訪問はひとりで行きますが、事務所に帰ってくればみんなに相談しながらできるので、ひとりでやっているという気持ちはなく心強いです。訪問看護に興味のある人は絶対に踏み込んだ方がいいと思います。

プライベート

現在は子育てもあるため、週3日のパート勤務で学校の行事なども融通をきかせてもらえていて、とても助かっています。下の子はまだ小さいのですが、祖父の送迎の協力もあり、扶養内で働いていたところから、社会保険に入って働けるまでになりました。

病院のアピールできること

同じように子育て経験のある師長さんやスタッフが周りにいるので、心強く思っています。また、訪問看護室では、若手の看護師さんも病棟で技術を学んでから訪問看護の仕事ができるようにプログラムを組んでいるところなので、ぜひ若い看護師さんにもチャレンジしてほしいと思います。