松岡 大貴 (Taiki Matsuoka)
眼科
専門・得意分野 | 眼科 |
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略歴 | 平成29年 富山大学 医学部医学科 卒業 平成29年 大阪市立大学医学部附属病院 初期臨床研修医 |
資格・免許 | 日本眼科学会専門医 |
2024年7月1日より神戸百年記念病院に赴任しました眼科の松岡です。私は子どもの頃、目が不自由だった祖母と長い時間を過ごし、その大変さを身近に感じていました。そして、医学生時代に見た眼科手術に感動し、自分の手先の器用さも活かせる眼科を選びました。
兵庫県出身の私は、医学部卒業後に関西へ戻り、初期研修を眼科で名高い大阪市立大学医学部附属病院で行いました。1年目から多くの症例に携わる機会に恵まれ、その後、神戸掖済会病院や公立八鹿病院で経験を積み、2023年に眼科専門医の資格を取得しました。
これからも神戸百年記念病院で、たくさんの患者さまの診療に携わり、「松岡先生に診てもらって良かった」と感じていただけるよう努めてまいります。
白内障は、目の中にある「水晶体」が濁ることで発症する疾患で、加齢とともに起こりやすくなります。水晶体はカメラのレンズに相当する役割を果たしており、濁ると「見えづらい」「霞がかかったように曇る」「物が二重に見える」などの症状が現れます。このような症状に気付くと、多くの方が近くのクリニックを受診し、点眼薬による治療を受けるのが一般的です。しかし、点眼薬では白内障の進行を抑えられない場合、手術が必要になることがあります。
多くの病院では白内障手術を入院で行うことが一般的ですが、当院では「日帰り手術」と「1泊2日の入院手術」のいずれかを患者さまが選べる体制を整えています。患者さまの生活スタイルやご希望に合わせた柔軟な選択肢をご提案し、安心して治療に臨んでいただけます。
加齢黄斑変性は、目の奥にある網膜(カメラのフィルムに相当する部分)の中心部に出血などが生じ、視力が低下する疾患です。進行すると視力の回復が難しくなりますが、50歳を過ぎると誰でも発症リスクがあります。この疾患の治療には、抗血管新生療法(眼内への注射)、レーザー光凝固(眼内レーザー)、光線力学的療法(眼内注射+眼内レーザー)の3つの方法があります。
近年では、眼内注射による治療で進行を抑えられるようになり、良い治療効果が期待できるようになりました。一般的には1泊2日の入院治療として行われることが多い眼内注射ですが、当院では日帰りで治療を受けていただけます。患者さまの病状によりますが、「日帰り治療が可能」と判断した場合には、治療の選択肢としてご提案しています。
の診療ポリシーは、患者さまに「理解できる説明をすること」です。現在の病状や考えられる治療法をわかりやすく説明し、十分にご理解いただいた上で、患者さま自身が「受けたい」と思う治療方法を一緒に考えていきます。医療は一方的なものではなく、患者さまと共に治療するという姿勢で、納得いただける医療を提供いたします。
眼科
専門・得意分野 | 眼科 |
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略歴 | 平成29年 富山大学 医学部医学科 卒業 平成29年 大阪市立大学医学部附属病院 初期臨床研修医 |
資格・免許 | 日本眼科学会専門医 |