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〈耳鼻咽喉科〉伏見 勝哉 医師

〈耳鼻咽喉科〉伏見 勝哉 医師

患者さんの症状に寄り添い、安心できる治療をご提案

耳鼻咽喉科の疾患は、日常的な不調から専門的な治療が必要なものまで多岐にわたります。鼻づまりや耳鳴り、のどの違和感などは軽視されがちですが、慢性化すると生活の質(QOL)に影響を及ぼすことがあります。また、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎、難聴、めまいなどは、適切な治療が遅れると症状が進行することもあります。
耳鼻咽喉科の診療では、適切な診断と早期治療が重要です。特に、嗅覚や聴覚といった感覚機能は、一度低下すると回復が難しいことがあるため、早めの受診が大切です。

「縁」に導かれて耳鼻咽喉科医として、生まれ育った兵庫区で

私は、祖父が兵庫区で耳鼻科を開業していたこともあり、自然と耳鼻科への関心が深まり、大学卒業後、兵庫医科大学の耳鼻咽喉科・頭頸部外科学教室に入局しました。関西有数の手術症例数を誇る大学病院で経験を積み、豊富な知識や高度な技術を学ぶ機会に恵まれました。その後、関連施設での勤務を経て専門医資格を取得し、現在は副鼻腔疾患や嗅覚障害の専門診療に携わり、後進の育成にも力を注いでいます。生まれ育った兵庫区に戻ってこられたのは、何か「縁」を感じます。この地域の皆さんとの信頼関係を大切にし、地域の皆さんと共に歩みながら、力を尽くしていきたいと考えています。

専門医療機関との連携で、質の高い診療へ

耳鼻咽喉科には、主に耳、鼻、頭頸部(喉・首)の 3 つの領域があり、それぞれに専門的な治療を行う医師がいます。私は主に鼻の治療を専門としていますが、耳や頭頸部の疾患にも幅広く対応しています。今後は、より多くの手術に対応できるよう、兵庫医科大学病院と連携し、設備の充実や専門性の向上に努めてまいります。

患者さんとともに考える診療

私の診療スタイルは、治療法の選択肢をご提案し、その中から患者さんご自身に合ったものを選んでいただくというものです。治療が一方的にならないよう、患者さんの気持ちや状況をしっかりと汲み取りながら、私の経験や学会の基準に基づいて「この方法が良いのではないでしょうか?」と提案しています。耳鼻咽喉科の診療の目的は、患者さんの不快な症状を和らげ、機能を回復、向上させることです。嗅覚や聴覚など、失われつつあった機能が戻ってきたときに、お役に立てたことを実感できる瞬間は、心から嬉しく思います。結果が見えやすい点が耳鼻咽喉科診療の醍醐味であり、大きなやりがいにもなっています。

医師プロフィール

耳鼻咽喉科部長
伏見 勝哉 (Katsuya Fushimi)

耳鼻咽喉科

専門・得意分野 耳鼻咽喉科
略歴 平成21年 兵庫医科大学医学部 卒業
平成21年 兵庫医科大学病院 臨床研修医
資格・免許 日本耳鼻咽喉科学会認定専門医・指導医
補聴器相談医
PreCC-OSCE 認定者

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