重要なお知らせ 重要なお知らせ

専攻医(総合診療専門医/内科専門医)

当科指導医からのメッセージ

総合診療科は各々のスタッフが専門分野を生かし互いに補いながら、日々良質な診療を追い求めています。様々な症例の経験が可能であり、またスタッフは皆教育に熱心です。良い意味で上下関係も緩く、とても雰囲気の良い職場環境です。

後期研修医ものびのび楽しみながら日々働いています。
一緒に神戸の総合診療を盛り上げませんか?
まずは見学をお待ちしています!

総合診療専門医/内科専門医 プログラム概要

  • 当院の総合診療専門医プログラムでは「日本版ホスピタリスト」を軸とした、救急・ホスピタリスト・総合内科・感染症・集中治療管理のできる医師を育てることを目標とする
  • いずれのプログラムも当科でのローテートを基本とし、院内外の各専門診療科ローテートと併せてダブルボードの取得が可能!
  • 各ローテーションではなく総合診療科にて「同時期」に診療することによりスムーズにかつ強固な知識・技術を習得する
  • 総合診療専門医/内科専門医取得後は「病院総合診療プログラム」の準備もあり、スタッフとしてより高みを目指すことも可能
  • 家庭医療専門医プログラムの準備も検討中

総合診療科紹介

2022年4月 救急総合診療科新設

その後『総合診療科』へ名称変更(総合内科、糖尿病リウマチ内科と合併)

スタッフの多様な専門領域

総合内科/病院総合診療、救急、集中治療、感染症診療、腎・透析、糖尿病、消化器/内視鏡

スタッフは研修医・後期研修医への豊富な指導経験あり!

みんな、教育に熱心です

スタッフの専門・指導医資格

  • 日本病院総合診療医学会指導医/特任指導医
  • 日本病院総合診療医学会認定医
  • 日本プライマリケア連合学会認定指導医
  • 日本内科学会総合内科専門医
  • 日本救急医学会救急科専門医
  • AHABLS・ACLSインストラクター
  • 日本救急医学会ICLSインストラクター
  • ICD(Infection Control Doctor)
  • 米国内科専門医
  • 米国公衆衛生学習士(MPH)
  • 臨床研修指導医
  • 日本リウマチ学会専門医
  • 日本糖尿病学会専門医
  • 日本消化器病学会消化器病専門医
  • 日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医
  • 日本肝臓学会肝臓専門医
  • 日本病態栄養学会専門医
  • 日本腎臓学会専門医・指導医
  • 日本透析医学会専門医・指導医
  • 日本人間ドック学会専門医
  • 日本医師会認定産業医

プログラムの特徴

救急診療

  • 内科common disease、集中治療を要する重症症例、慢性疾患の終末期、外傷症例など多種多様な症例の経験が可能!
  • 当科所属の救急科専門医及び総合診療医による万全な指導体制!
  • 救急患者の診断と治療に必要な病歴聴取・身体診察・検査所見の解釈方法を経験
  • 救命に関わる薬剤の使用法や緊急気管挿管等の救命手技習得が可能!(救急科専門医が丁寧に教えます)

病床数・救急搬送件数

重症度

1.5~2.5次

病床数・救急搬送件数

重症病態 敗血症性ショック、出血性ショック、重症呼吸不全、院外CPA
感染 肺炎、尿路感染症、胆嚢/胆管炎 等
呼吸器/循環器疾患 気管支喘息、間質性肺炎、COPD急性増悪急性心不全、肺動脈塞栓症、頻脈性不整脈 等
他内科一般症例 急性腎障害、電解質異常、高血糖/DKA、てんかん重積
外因性疾患 急性薬物中毒、熱中症、多発外傷、脊髄損傷、頭部外傷 等

病院総合診療(Hospitalist)

  • 主治医として、多臓器に問題を抱える患者の急性期~退院調整に至るまで一連した管理を行う
  • 整形外科病棟をはじめとした他科の内科領域のサポート等病棟のチーム医療の要の役割を担う
  • 看護師、薬剤師、リハビリ、MSW等のメディカルスタッフと連携し、多角的視点で患者のマネージメントを行う
  • 総合診療医としてのマネジメント能力のみならず経営的視点イノベーション能力等の習得が可能!
    (他の病院ではなかなか学べません)

集中治療管理(ICU/HCU)

重症患者を臓器別(By system)にマネージメントする能力の習得が可

重症管理例

  • 重症呼吸不全(重症肺炎・間質性肺炎・心不全等)に対する人工呼吸器管理
  • 敗血症性ショックに対する循環管理(必要時、循環動態モニター使用下)
  • 蘇生後脳症に対する低体温療法
  • 急性腎障害に対する緊急透析/CHDF
  • 高血糖緊急症に対する血糖/電解質管理
  • その他術後急性期を含めた集中治療管理全般

感染症診療

  • 最新の感染症機器(全自動遺伝子解析装置FilmArray® システム:肺炎/呼吸器パネル、血液培養パネル、髄膜炎パネル等)を導入
    (神戸市内では大学病院、中央市民病院、当院だけ!)
  • 総合診療科がICTやASTの主軸として、病院全体の抗菌薬の適正使用を管理し院内の感染症診療の質を保つ役割を担う
  • 現在当科を中心とし院内抗菌薬ガイドラインを作成中
    (当科所属後期研修医もメンバーとして活躍中!)

※当科所属医師は感染症診療の経験が豊富で指導にも長けています!(総合診療と感染症は切り離せないもの)

外来診療

  • 初診外来では診断をつけて適切な診療科への振り分けを行う
  • 診療内容:診断困難事例(不明熱など)、他科からのコンサルテーション、生活習慣病の維持管理等
  • 診断に必要な病歴聴取法、身体診察法を学習する
  • 必要最低限かつエビデンスに基いた検査を選択する能力を身に付ける(Choosing Wiselyの精神)

診断学に精通したスタッフの教育指導あり!

経験可能な症例

2022年6月〜2023年5月の当科入院もしくは併診症例から抜粋

救急・外傷領域 CPA(院内含む)、急性薬物中毒、熱中症、横紋筋融解症、消化管穿孔、多臓器損傷、脊髄損傷、頭部外傷、縦隔気腫 他
呼吸器領域 自然気胸/続発性気胸、間質性肺炎急性増悪、器質化肺炎、ARDS、COPD急性増悪、気管支喘息発作、肺癌 他
循環器領域 急性心不全、頻脈性不整脈(心房細動、 PSVT等)、急性肺動脈塞栓症、たこつぼ心筋症、高血圧緊急症 他
腎・電解質・泌尿器領域 急性・慢性腎障害、各種電解質異常、神経因性膀胱、急性出血性膀胱炎
血液領域 播種性血管内凝固、葉酸欠乏性貧血、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群、悪性リンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病、シェーグレン症候群 他
神経領域 蘇生後脳症、脳梗塞、一過性脳虚血発作、アルコール離脱せん妄、硬膜下血腫、転移性脳腫瘍、脳膿瘍、パーキンソン病、認知症関連疾患
感染症領域 敗血症性ショック、市中肺炎/医療介護関連肺炎、非定型肺炎(レジオネラ肺炎等)、肺結核/非結核性抗酸菌症、結核性胸膜炎、単純性/複雑性尿路感染症、急性前立腺炎急性巣状細菌性腎炎/腎膿瘍、感染性心内膜炎、急性胆管炎/胆嚢炎、憩室炎、肝膿瘍、クロストリディウム・ディフィシル感染症、化膿性脊椎炎、COVID-19、インフルエンザ感染症、伝染性単核球症、帯状疱疹、真菌感染症、発熱性好中球減少症 他
消化器・肝胆膵領域 急性肝障害(薬剤性含む)、上下部消化管出血、食道癌、膵癌、糞便性イレウス、術後癒着性イレウス 他
内分泌疾患 甲状腺機能異常、糖尿性ケトアシドーシス、1型・2型糖尿病(教育入院)、急性副腎不全、尿崩症 他
膠原病領域 リウマチ性多発筋痛症、関節リウマチ、SLE、シェーグレン症候群、ベーチェット病、多発筋炎、ANCA関連血管炎、クリオグロブリン血症 他

経験可能な手技

  • 中心静脈カテーテル挿入(PICC含む)、バスキュラーアクセス挿入、動脈ライン挿入、骨髄路確保
  • 緊急気管挿管(ビデオ喉頭鏡下挿管、気管支ファイバー下挿管等)、人工呼吸器/NIPPV管理、胸腔ドレーン挿入、気管支ファイバー、電気的除細動、経皮的気管切開、低体温療法
  • 超音波検査(心臓、腹部、血管、肺その他)、腰椎穿刺、ポート造設
  • 人工透析管理、内シャント造設、腹膜透析カテーテル留置、シャントPTA、腎生検
  • 消化管内視鏡/ERCP、胆嚢穿刺、肝生検(消化器内科)
  • 冠動脈カテーテル検査/治療、ペースメーカー植え込み、IABP 等(循環器内科)

連携医療機関

  • 兵庫県立こども病院
  • 聖隷淡路病院
  • 名瀬徳洲会病院(奄美大島)

ダブルボードのローテート例

専門研修 研修年度 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
総合診療
専門研修
1年目 総合診療Ⅱ(神戸百年記念病院 総合診療科 12ヵ月)
2年目 総合診療Ⅰ(聖隷淡路病院 6ヵ月) 救急
(救急(神戸百年記念病院 3ヵ月)
小児科
(県立こども病院 3ヵ月)
3年目 内科(神戸百年記念病院 総合診療科 及び 内科合同研修 12ヵ月)
内科
専門研修
4年目 内科(神戸百年記念病院 総合診療科 及び 内科合同研修 12ヵ月)

院外講師招聘と企画

ケースカンファレンス、診断学レクチャー、ポリファーマシー、病棟管理マニュアル

研修・学業・学会関連

チューター制度 各後期研修医毎に一名の専属チューター体制
日々の研修、 進路等に関する相談窓口となる
学業 MPHやMBAの取得、 社会人大学院への進学等の希望があれば病院から手厚いサポートあり
学会/執筆 筆頭発表 年2回以上 、 論文執筆 年1回以上を目標

働き方とQOL

  • QOLを重視したメリハリのある勤務体制
  • 申し送り制を取っており、夜間や土日の対応は原則 当直医体制(offはしっかり休む・遊ぶ!)
  • 当直明けは原則帰宅
  • 有給休暇はフルで消化可能 (夏季休暇+冬季休暇もOK!)
  • 当直明けや休暇中は診療科スタッフ間で診療を代行

後期研修医からメッセージ

神戸百年記念病院の総合診療プログラムは一昨年に発足しました。
当院から神戸の総合診療部門を盛り上げようということで、全国から著名な先生方が集結し様々な取り組みを開始しています。
病院全体が革新的に変化していくのを目の当たりにしながら、また個人としても各分野の指導経験豊かな先生方が親身に教えてくださり日々成長を実感しています。

まだ発展途上の神戸の総合診療を、当院が中心となり
一緒に盛り上げていきましょう!

保有医療機器

MRI

アンギオ(血管造影)装置

RI

CT

マンモグラフィ

骨塩定量装置(DEXA法)

病院の活動を紹介します

病院紹介Movie
地域になくてはならない病院になる

病院祭いきいきフェスタ
ここから始まる地域の輪

宿舎・住宅

病院から徒歩3分、コンビニも帰り道にあり住みやすい便利な環境です。

病院周辺エリアの魅力

処遇と労働条件

給与 [1年次]月額500,000円(税込)
[2年次]月額550,000円(税込)
福利厚生、
社会保険 ほか
賞与 年2回(6月・12月)
各種社会保険(健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険)
交通費 : 支給制度有り
退職金制度:有り
健保組合契約施設
ユニフォーム貸与 ※クリーニングは病院負担 ※靴はご自身でご用意ください。
食事: 職員食堂有
その他院内イベント有り、学会出張費補助有り
勤務時間 月~金 8:30~17:30
土曜日・日曜日・祝日 8:30~17:30(当番制、代休制度有)
当直業務有り(17:30~翌9:00まで、当番制)
[日当直回数]月3~4回
休日・休暇 年間113日
【その他】
有給休暇:初年度10日、2年目15日
※半日、時間取得可能
慶弔休暇制度:有り
産前・産後休暇制度:有り(産前8週間・産後8週間)
育児、介護休業制度:有り(規定により)
住宅 宿舎・住宅 ワンルーム:約35,000円/月 *病院から徒歩3分
当直回数 平均3~4回/月
当直料 60,000円/回
学会参加費 発表者に限り参加費・交通費病院負担

お問い合わせ

まずはお問い合わせボタンよりお問い合わせフォームにて応募頂くか、下記お問い合わせ先、電話またはメールにご連絡をお待ちしております。

キャリア採用 のページ一覧