先輩看護師インタビュー

Interviews
地域包括ケア病棟

2年目 Tさん

支えられる側から支える側を目指し、
毎日前向きな気持ちでがんばっていきたい

私が看護師になりたい、と思ったのは4年制の大学を卒業してからでした。なんとなく大学に進み、いざ就職の時期を迎えたとき、「このまま就職していいのだろうか?」という気持ちが沸いてきたのです。それなら、自分のやりたいことをやろう!と。そして就職活動も同時進行しながら、小さい時からなりたいと思っていた看護師の資格取得の勉強を始めました。結局、看護師になるまでの道としては遠回りにはなってしまいましたが、今となっては看護師になって本当によかったと思っています。

私が当院のことをを知ったのは、看護学生時代に訪れた合同説明会でした。そこでお話を伺った看護部長が、にこやかで、すごく印象が良かったことを覚えています。そして実際に当院で働くようになり、改めて実感したのが、「とにかく人間関係が良い」ということです。

就職先を探す際、私自身は「人間関係の良い環境」を重視していました。その当時から、特にその点で当院は同級生や周りの評判も良かったこともあり、説明会や院内見学の後で「ここで働きたい!」と、即決したほどです。

この一年を振り返ってみると、仕事はやはり大変ですし、残業で疲れて辞めたいと思ったこともありましたが、先輩方の「何かあったらいつでも言ってね」という言葉に、何度も救われました。個別で先輩に話を聞いていただいたことも、何度もあります。新人研修の場では同期のみんなでお互いの悩みや解決策を共有することもできましたし、そのおかげで自分自身、仕事に対して前向きな気持ちになれました。先輩方の優しさに支えられ、そして今は自分と同じ環境で頑張っている二人の同期の存在にも、すごく助けられています。仕事終わりに食事したり、電話で連絡を取り合ったりと、プライベートでも仲良く付き合っています。

人間関係にも恵まれ、大変ながらも毎日楽しく仕事させていただいていますが、今、私の一番のやりがいになっているのは、患者さんやご家族からの「ありがとう」という言葉です。この「ありがとう」をいただくたびに、看護師になってよかった、この病院で働いてよかったと思っています。今は先輩方のように、「後輩にとって優しく頼りがいのある先輩看護師」になることを目標に、日々がんばっています。