先輩看護師インタビュー

Interviews
7F 内科系病棟(呼吸器、消化器)
プリセプター

3年目 Kさん

成長するためのポイントは、「まずは自分で考える」ことと、
周囲とのコミュニケーション

私は新卒で当院に就職しましたので、勤務して4年目、看護師歴としても4年目になります。昨年度、3年目の時にはプリセプターとして新人さんの教育を担当しました。

プリセプターとしてプリセプティと接するときは、自分が新人の頃先輩から教えていただいたことを思い出しながら接するようにしました。例えば、新人さんに分からないことを質問されても、すぐにこちらから答えやアドバイスを提供することはせず、まずは自分の力で調べてほしいと伝えてきました。看護師の仕事は、最初から答えを教えてもらうのではなく、自分で考えて経験してみないと分からないことがたくさんあるからです。

もちろん、それは新人さんにとっては難しいことですので、不足している部分は私たちの経験から得たことで補い、しっかりとフォローしていくことが大事だと考えています。プリセプティの新人さんと勤務が合わないときもありますが、そのときは病棟のスタッフ全員で新人さんを支える形で新人教育を進めてきました。新人さんたちも、私たちの指導に素直に応えてくれて、しっかりと成長してくれていると思います。
職場は、みんな優しくて、ワイワイと和やかな雰囲気があり、人間関係もすごく良いです。スタッフ同士のコミュニケーションがスムーズなので、新人さんにとって分からないことを質問しやすい環境だと思います。

看護師という仕事は、しんどいことも多いけれど、楽しいことも多く大きなやりがいを感じています。
私が看護師になろうと思ったのは、大きく2つあり、1つは自分自身がもともと「お世話をするのが好き」だったことです。そしてもう1つは、スタッフのみなさんが患者さんやそのご家族に接している姿です。実は以前、当院に祖母が入院していたことがありました。そのとき、スタッフみなさんの対応が本当に素晴らしく、母からも「ここで(看護師として)働くのが良いのでは?」と勧められたのがきっかけでした。院内の雰囲気の良さは、その当時のイメージと全く変わりがなくて、今でもここを選んで良かったと思っています。

将来的には、在宅看護の道に進みたいと考えています。自宅という慣れた環境で最期を迎えたいと願う患者さん、そして自宅で人工呼吸器を装着して話ができなくても、「居てくれるだけでいい」と希望されるご家族の方を支えられる、そんな看護師を目指したいです。