先輩看護師インタビュー

Interviews
7F 内科系病棟

4年目 Mさん

病院全体の雰囲気が良いからこそ、
学びを深め、自ら考えて行動できる

私は現在、チームリーダーでもありますが、中途採用の後輩のプリセプターを担当しています。

私が看護師になりたいと思ったのは、祖父が入院したとき自分は何もできなかった、という悔しい経験があったからです。看護師になれば家族の手助けができるかもしれないと考え、看護師の道を選びました。
当院に就職して4年になります。実は私、看護学生時代の実習先が当院だったのです。その時に学生の指導を担当してくださった看護師さんに憧れて、当院へ入職しました。実際に働くようになってからも、職場全体の良いイメージは実習のときと変わりません。

先輩方みなさんが親身になって相談に乗ってくださるのですが、先輩方は「自分で答えを出させてくれる」という、学びを深めるための良い環境があります。ただアドバイスするのではなく、「どう思う?」と、質問した側に考えさせてくださるのです。
そして、新人のときは、先輩方に上手に褒められ育てていただきました。今では私も教える立場になりましたが、自分が褒められて嬉しかった気持ちを思い出しながら、新人さんに接するよう心がけています。こうやって先輩方から受け継いだ「良い接し方」を、後輩へと受け継いでいくことで、病院全体の成長につながるのかな、と期待しています。

仕事のやりがいですが、入職して一年目の頃は、患者さんの状態が良くなっていくことが嬉しいと感じていました。今では中堅の立場になり、最近は先生やリハビリテーション、退院の支援など、さまざまな部署の方と話し合いや相談をする機会が増えてきました。新人の頃と違って、仲介役の立場でいろんな方々と連携しながら患者さんのために貢献することが、今の大きなやりがいとなっています。

学生時代は、勉強も大変だし辛い時期だと思います。でも実際に働き始めると、日に日にできることが増えて看護師として成長している自分を実感できると思います。いつかインターン生を教えることになったら、自分が先輩に憧れて入職したように、「Mさんに憧れて…」と入って来てくれる新人さんがいたら嬉しいなと思っています。