先輩看護師インタビュー
Interviews主任ナース Fさん
雰囲気づくりは人づくり。
ポジティブシンキングで楽しく働きやすい職場を目指す

看護師になって12年、准看を含めると19年になります。前に勤務していた病院はかなり忙しく、保育園に通う子どももいたため生活との両立に限界を感じ、転職しました。当院に入職してからは、夜勤免除など、勤務体制の点で融通していただき、すごく助かりました。
私は入職当時准看護師の資格で働いていましたが、子どもが小学3年生になったころに正看護師の学校にも通い始めました。病院側の配慮のおかげで、勤務と学校、そして生活も両立することができました。
現在の私は主任職を務めていますが、勤務する上で一番気を配っていることは、病棟の雰囲気づくりです。私が入所した当初は、怖い先輩も多かったのです。その経験から、家族より長い時間一緒にいるのだから、居心地の悪い職場にはしたくない、毎日みんなが楽しいと思える環境にしたい、という気持ちが強くなりました。「患者さんにQOLが大事なように、看護師にもQOLは大事」をモットーに、看護師みんなが楽しく生活していける、働きやすい環境づくりを目指しています。
ポイントは、円滑なコミュニケーションです。院内ではもちろん、スタッフみんなでBBQやピクニックなどイベントを開催するなど、病院から離れたところでもコミュニケーションの場を作るようにしています。
コミュニケーションが円滑になったことで、お互いをよく理解したり、新人さんも気兼ねなく質問できる雰囲気作りができたりしているのかな、と感じています。今後の目標は、新人さんの教育に力を入れるためにも、アドバイスや教え方のプロセス、テクニックを勉強したいと思っています。
もともと災害医療にも興味があり、災害救助隊の医療チームに登録し、年に数回の研修にも行っています。他の病棟にくらべて亡くなる患者さんは少ないのですが、急変があったときは対応できるよう自分なりに場頑張って取り組んでいます。
この病院に転職してきて色々なことを経験してきましたが、主任になり、さらに「なんでもポジティブに捉えよう」という気持ちになってきました。これから、ますますポジティブで楽しく働きやすい職場になるよう、頑張っていきたいと思います。